後悔しない合宿免許の選び方!料金に関する6つの要素と、見落としがちな3つのポイント!-「はじめての運転免許」のコラム

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後悔しない合宿免許の選び方!料金に関する6つの要素と、見落としがちな3つのポイント!

2017.01.16 UP

「合宿で教習を受けると決めたのはいいけど、どうやって選べばいいか分からない!」という方のために、料金に関する6つの要素と、見落としがちなポイントを3つご紹介します!
これを読み終わるころには、あなたは誰よりも合宿免許について詳しくなり、自分に合った合宿免許を探せるようになっているでしょう!

【目次】

【料金に関する6つの要素】

まず、一番重要なのが合宿料金です!
「お金の面はそんなに気にしてない」という方もいるかもしれませんが、同じ内容でもシーズンによって約7万円ほど差がでてしまうこともあります!7万円も浮いたら、他に色々とできてしまいますよね?

合宿料金は、下記の内容によって大きく変わります!
【要素1】シーズン
【要素2】宿泊施設と部屋人数
【要素3】予約内容(いつ予約するか、何人で予約するか、学生か、女性か、食事はどうするか)
【要素4】交通費補助額
【要素5】免許の種類(AT・MT)
【要素6】保証内容(オーバーした分の技能教習・技能検定・宿泊/食事にかかる費用がどうなるか)


【要素1】シーズン
まずは、前述のシーズンによる料金の違いについて詳しく解説します!
合宿免許には混むシーズン、混まないシーズンがあります。
というのも、短期間で集中して免許を取得できる合宿免許は、長期休みのある学生に大人気で、長期休みがある1~3月、7~9月頃に学生の入校が集中するからです。
当然、込み合う時期の合宿料金は高くなり、逆にオフシーズンは集客しようと料金が安くなります。
当サイトで集計した結果、ハイシーズン(平均30万円)とオフシーズン(平均23万円)の平均料金の差額が前述した7万円になります。
平均値ですので、もっと差額の大きい教習所、少ない教習所もあります。

時間を自由に使えるという方はオフシーズンに入校するだけで料金をかなり抑えることができるのです!
ただし、友達を作りたいという方や賑やかな方がいいという方はオフシーズンは閑散としているところもありますので注意が必要です。また、旅行を兼ねていかれる方も季節性のある観光地をまわる場合は注意して下さいね。


【要素2】宿泊施設と部屋人数
次は、宿泊施設と部屋人数についてです。
合宿免許は約2週間、泊まり込みで教習を受けます。その間に利用する宿泊施設によっても料金が大きく変わります。
宿泊施設の種類には以下の種類があります。

・専用宿舎(教習所が運営している教習生専用の宿舎)
・ホテル
・アパート
・マンション
・コテージ
・ペンション
・バンガロー
・旅館
・民宿

最も料金が安くなりやすいのが専用宿舎です。
専用宿舎についてはマンションやアパートと変わらず、むしろテニスコートやセキュリティが施された立派な宿舎の場合もありますし、簡単なつくりになっているところもあります。
また専用宿舎は教習所敷地内にあることも多く、移動の手間が少なかったり、教習の空き時間に自分の部屋に戻って自由に過ごすことができるメリットもあります。

料金が高くなりやすいのがホテルです。
ホテルは専用宿舎と違い設備の質が安定しており、ホテルのHPからも詳しくその内容を知ることができるので安心です。
また、ホテルは主要駅の近くにある場合が多く、通学の手間(基本的に送迎があります)はかかりますが、繁華街に位置することも多いので、コンビニやレジャー施設等に困ることが少なく、お友達と遊びに出かけたりすることも可能です。

その他の宿泊施設については、ホテルに比べ安い場合が多いのですが、立地が悪かったりなどデメリットもあります。しかし、温泉付きの旅館であったり、貸切ができるバンガローだったりと人によってはメリットもありますので、各教習所HPで詳細を確認してみて下さい。


宿泊施設が決まったら次に考えないといけないことがあります。
それは何人部屋にするかです。
部屋タイプは以下の種類があります。

・シングル
・ツイン
・ダブル(カップル向け)
・トリプル
・相部屋

宿泊施設によっては、上記の部屋タイプがすべてあるわけではないので注意して下さい。
基本的にシングルが料金が一番高く、部屋人数が多いほど安くなる傾向にありますが、ツインから価格が変わらない場合もあります。
また、オフシーズンではシングルも相部屋も料金が変わらない教習所もあります。
ハイシーズンになると部屋人数の料金差が顕著になり1~3万円ほどの差がでます。

共同生活が難しい方や、眠りが浅い方、一人の時間を重要視する方はシングル、友達を作りたい場合は複数人数部屋がおススメです。
ツインは同室の教習生と性格や生活習慣が合わない場合でも、二人で過ごさないといけないなどリスキーな面がありますのでご注意下さい。


【要素3】予約内容(いつ予約するか、何人で予約するか、学生か、女性か、食事はどうするか)
次に予約内容について詳しくみていきます。
合宿免許は、予約する時期、予約する人数、学生かどうか、性別、合宿中の食事の内容によって金額がかわります。

まず、早めに予約すると割引がある教習所があります。どのくらい早く予約すれば割引がされるのかは教習所によって変わりますので確認が必要です。5,000円ほどの割引、キャッシュバックがあります。

次に、複数人数で同時に申し込むとグループ割引が適用される場合があります。こちらはほとんどの場合、3人以上の同時申し込みで適用されます。こちらも一人当たり5,000円ほどの割引、キャッシュバックがあります。
またグループで申し込む場合、バンガローやコテージを貸し切ることができる教習所もありますのでチェックしてみて下さい。

学生割引に関しては、学生かどうか、もしくは年齢が大学生の範囲の場合に適用される場合が多いです。女性割引は女性限定の割引になります。どちらも5,000円ほどの割引、キャッシュバックがあります。二つの割引を併用できない場合もありますので詳しくは教習所に問い合わせてみて下さい。

次に食事です。基本的に合宿制では3食ついてくるのが基本ですが、自炊プランという食事なしでその分料金を安くしているプランがあります。ただしこちらは計算してみるとかえって高くなるケースがありますので注意が必要です。約2週間の食費が、食事つきプランと自炊プランの差額を超えてしまっては意味がありません。プラン間の差額は教習所によって変わりますが、基本的には1~2万円ほどです。自炊や外食で1食平均500円で計算したとして、AT免許の最短が14日間ですので2万円ほどの食費になります。プランによっては食事つきプランの方がおいしいご飯を安く食べられる可能性もあります。
こだわる方は、食事の内容、3食付きか(2食の場合や、自炊プランでも昼食のみ準備してくれる教習所もあります。)、プラン間の差額はいくらかなど詳しく調べてみましょう。


【要素4】交通費補助額
次に交通費についてみていきます。
合宿免許を選ぶ場合、教習所がある場所まで距離があることが多く、交通費もばかになりません。
例えば関東から北海道や九州・沖縄の教習所へ行く場合など結構な金額になります。
せっかく合宿免許で料金を抑えたのに移動代で数万円無くなってしまうのでは意味がありません。
そこでおすすめなのが、交通費補助を行ってる合宿免許を選ぶことです。
交通費補助の規定は教習所によりばらつきがあります。
指定のルートであれば全額支給されたり、指定ルートがない場合は上限を設けて支給されたり様々です。
合宿プランでわずかな差で安い教習所を選んでも、交通費補助額で大きな差がついてしまう場合もありますので、料金を気にされる方は交通費補助の有無・内容を確認しましょう。


【要素5】免許の種類(AT・MT)
次に免許の種類についてみていきましょう。
普通車の運転免許にはAT・MTがあります。
運転できる車の範囲が変わることや、運転の難易度の違いから、どちらで申し込むか悩まれる方もいますが、AT・MTは教習内容・日数が違うため料金も変わってきます。
MTは最短教習日数がATに比べ2日間長く、料金も15,000~20,000円ほど高くなります。
また、MTは難易度が高いため人によっては追加教習・検定が必要になり、費用がかさむ場合もあります。
MT車を運転する機会がなく、料金をなるべく抑えたい方にはATがおすすめです。
ATを取得し、のちに就職などでMT免許が必要になった場合は、限定解除を行いMT車を運転することも可能です。(限定解除にかかる費用は、教習所で行う場合5万円~6万円、免許センターで直接審査を受ける場合最低3,000円~となります。)


【要素6】保証内容(オーバーした分の技能教習・技能検定・宿泊/食事にかかる費用がどうなるか)
次に保証内容をみていきましょう。
合宿中に発生しうる追加の費用として下記があります。

・技能教習の追加費用
・技能検定の再試験費用
・仮免学科の再試験費用
・宿泊/食費の追加費用

これは、教習でうまく習得できなかった場合や、各検定に不合格だった場合、さらにそれらの影響で追加での滞在が必要になった場合の宿泊費・食費になります。
これらの追加費用は技術習得に自信がない人にとっては心配なことだと思いますが、ほとんどの教習所はこれらの追加費用が発生しないよう保証する教習プランを準備しています。
料金は高くなりますが安心して教習を受けられるので自信がない方にはおすすめです。
保証内容については教習所やプランにより異なりますので、詳しくは教習所HPを確認するか、問い合わせてみて下さい。
年齢制限(25歳以下など)を設けている場合もありますので注意が必要です。
また基本的に、教習が始まってから追加費用無しのプランに切り替えることはできないので十分に考えて申し込みましょう。

【教習所を場所で選ぶ(ポイント1)】

合宿教習は全国の様々な場所にある教習所で開かれています。
ですので、観光も兼ねて合宿免許を選択される方もいます。
合宿を機会になかなか行けない遠く離れた場所を選択し、前述の交通費補助も受けることが出来れば、運転免許も取得できる上に観光もできるので一石二鳥です。
教習所のなかには観光名所を回るツアーを企画してくれているところもあります。

また、交通量を考えて選ぶことも可能です。
例えば、将来、交通量が多い都会や何車線もあるような場所で運転する可能性がある場合、それに近い立地の教習所を選択したり、交通量の多い場所での教習は恐いので避けたい場合、地方の交通量が少なそうな教習所を選んだりなどの選択が可能です。これは通学免許では難しい合宿免許ならではの特徴です。

また、雪道での運転を学ぶために北海道や東北地方の積雪地帯にある教習所を選ぶという選択肢もあります。※教習所が特別に雪道での運転技術の講習を行うということではありません。


【入校特典について(ポイント2)】

教習所を選ぶ際に、地味に差がでるのが入校特典です。
入校特典には食事券、施設利用券、ケーキバイキング、映画鑑賞割引券、ディナー、特産物プレゼント、エステや美容サービスの割引券、各種体験サービス、観光ツアーなどがあり、各教習所で特徴があります。
内容によっては金額換算すると結構な差になりますので、要チェックです!


【設備と環境(ポイント3)】

忘れがちなのが、教習所の設備と周辺環境です。
合宿中はどうしても空き時間などが発生してしまい、暇な時間もでてきてしまいます。そこで重要なのが教習所の設備と周辺環境です。
まず、設備についてですが、パソコン、インターネット、Wifi、マンガコーナー、レンタサイクル、テニスコート、卓球、ダーツ、ジム、カラオケなどがあげられます。特にWifiは重要になる場合があります。地方の教習所で電波環境が悪くネットサーフィンをするのも一苦労な場合があるからです。
その他の設備にしても、余暇を楽しむ設備は多い方がよく、友達も作りやすくなるでしょう。
周辺環境はコンビニやスーパー、ドラッグストアや郵便局、銀行などがあります。
またレジャー施設なども近くにあると余暇をより一層楽しむことができます。
これらは教習所を選ぶ際に忘れがちですが、入校後に不便に感じる方も多いので事前に調べておくことをおすすめします。



以上、長々とした解説になりましたが、参考になりましたでしょうか?
最後にみなさんの合宿免許選びの参考にしていただくためにチェックリストとしてまとめましたので、是非利用して下さい!

【料金チェック】
□シーズン(無駄に高い時期になってないか)
□宿泊施設と部屋人数
□予約内容(早期申込割引、グループ割引、学生割引、女性割引、食事割引)
□交通費補助額はあるか
□保証内容はどうなっているか(オーバーした分の技能教習・技能検定・宿泊/食事にかかる費用がどうなるか)

【ポイントチェック】
□観光地、交通量
□入校特典
□設備と周辺環境

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